妻木晩田遺跡

(むきばんだいせき)

妻木晩田遺跡

妻木晩田遺跡は弥生時代に大山山麓に存在していたといわれるクニの中心的な大集落と考えられています。遺跡は鳥取県米子市・西伯郡大山町にまたがる「晩田山丘陵」にあり、遺跡の範囲は約170haに及びます。弥生時代の遺跡としては国内最大級の広さを誇ります。

これまでに発掘調査は全体のおよそ1/10ほど行われており、その結果、弥生時代中期後葉(西暦紀元前1世紀)〜古墳時代前期(3世紀前半)にかけての竪穴住居跡450棟以上、掘立柱建物跡500棟以上、山陰地方特有の形をした四隅突出型墳丘墓などの墳墓36基や、環壕など、山陰地方の弥生時代像に見直しをせまる貴重な資料がたくさん発見されました。

また、妻木晩田遺跡では弥生時代の暮らしを体感できる弥生体験も行っており、遺跡の見学だけでなく火おこし体験や勾玉づくり、石包丁つくり、土笛づくり、麻を編んだ当時の服・貫頭衣を着てみたりと様々な体験が楽しめます。

家族だけでなく学校や団体での体験にもおすすめな妻木晩田遺跡は絶好の観光スポットです。

妻木晩田遺跡

住所
鳥取県西伯郡大山町妻木1115-4
お問い合わせ
TEL 0859-37-4000
営業時間
9:00〜17:00(入場は16:30まで)
定休日
第4月曜(祝日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
料金
無料
アクセス
JR米子駅より車で25分、JR淀江駅より車で5分、JR大山口駅より車で10分
山陰自動車道「淀江IC」または「大山IC」より車で5分
米子鬼太郎空港より車で45分
ホームページ
むきばんだ史跡公園
http://www.pref.tottori.lg.jp/mukibanda/