日本海側の海岸線上に
アーチを描き、

幾つもの砂州が連なる
独特な景観を持つ

皆生温泉。
日本海・美保湾に面した
白砂青松の美しい海岸線と、
中国地方最高峰の大山を眺め、
海に山に贅沢な空間を感じる。

皆生温泉は、地元の漁師たちが
海底から温泉が湧いているのを
発見したことから始まります。

見つけられた温泉は
陸から遠いところにあったので
利用されませんでしたが、
海岸の浅瀬に湧く温泉が発見され、
温泉の開発が徐々に始まりました。

皆生温泉の大規模な開発に着手した
有本松太郎氏は、
「皆生温泉市街地設計図」のもと、
泉源を安全な場所に確保したり、
米子駅から電車を走らせたり、
当時としては画期的な
温泉地を創りだしました。

昭和になり松太郎の
後を継いだ坂内義雄氏は、
当時のお金で30万円、
現在のお金で8億円近い金額を
皆生温泉再建のために増資し、
常々、「松を切るな」、「温泉を守れ」と
話していたといいます。

「松葉がに」は、鳥取を代表する冬の味覚。
11月上旬から3月の冬に日本海で漁が行われ、
ここ皆生温泉でも、ホテルや旅館の会席で、楽しむことができます。
松葉がにのぎっしりつまった身は、
歯ごたえがあり、茹でても、焼いても食べ応え抜群、
ミソもお酒のお供にぴったりです。

泉質 ナトリウム・カルシウム塩化物泉
主な効能 神経痛、リウマチ、慢性皮膚炎、慢性婦人病など
問合せ 皆生温泉旅館組合

皆生温泉を
楽しむ!