白うさぎ年 兎の聖地 兎取県
鳥取県のうさぎの聖地を巡る



白兎神社は、
「古事記」に記されているように
由緒明らかな神社です。
うさぎにまつわる神社は
全国に数多く存在しますが、
鳥取県はうさぎにゆかりのある
伝説などが伝えられています。
観光スポット
神話「因幡の白うさぎ」の舞台であり、神話にちなみ、皮膚病や傷の平癒にもご利益がある神社として信仰されてきました。最近では、日本で初めてのラブストーリーの発祥地「白兎」として、2010年に「恋人の聖地」に認定されました。
所在地 | 鳥取市白兎603 |
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お問い合わせ | 0857-59-0047 |
神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸に隣接する道の駅で、1階には白兎や縁結びに因んだみやげが豊富にあり、2階のレストランではオーシャンビューの席で地元の海産品・特産品を使った料理をお楽しみいただけます。
今年の春には2代目ウサギ駅長の「縁(えにし)」くんが着任しました。
所在地 | 鳥取市白兎613 |
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お問い合わせ | 0857-59-6700 |
旧鳥取県立図書館の外観を復元したレトロ調の建物は童謡・唱歌とおもちゃの博物館です。ブリキや駄菓子屋のおもちゃ約2000点を集めた「おもちゃの部屋」の他、時代を象徴する情景の中で聴く「童謡の部屋」や、触って遊べるコーナー、簡単なおもちゃ工房もあります。
わらべ館では、うさぎに因んだキャラクターの「夢兎(ゆめと)」と「ロビット」くんがお出迎えしてくれます。
所在地 | 鳥取市西町3-202 |
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お問い合わせ | 0857-22-7070 |
(めぬまじんじゃ)
神話・因幡の白うさぎに登場する「八上姫(やがみひめ)」を祀った神社とされます。八上姫は、因幡国の絶世の美女といわれ、神話・因幡の白うさぎは、大国主命が八上姫を尋ねる旅の途中でのお話で、大国主命に助けられたうさぎが、この八上姫との縁を結んだといわれています。
神社に隣接して整備されている「八上姫公園」には、八上姫と大国主命のロマンを伝える恋物語が刻まれた石碑があり、石碑を順番に辿りロマンを感じることができます。
所在地 | 鳥取市河原町曳田 |
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お問い合わせ | 0857-22-3318(鳥取市観光案内所) |
(かわはらじょう)
秀吉の鳥取城攻めで陣が置かれた場所ですが、古事記によると白兎伝説にも残る大国主命が八上姫と出会った場所で、城の展望台からは360°パノラマ♪が楽しめ、鳥取砂丘まで眺められます。館内には河原町の歴史の紹介が豊富で、神話についても学べます。稲羽(因幡:鳥取県東部)の守護神で大国主命の妻神・八上比売命を主祭神として祀る神社もあります。
所在地 | 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011 |
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お問い合わせ | 0858-85-0046(河原城風土資産研究会) |

(はくとじんじゃ)
八頭町には古事記の「因幡の白兎伝説」とは違ったストーリーの"もうひとつの白兎伝説"が伝わっています。八頭町の私都(きさいち)川沿いの心休まるのどかな風景の中に八頭の白兎伝説ゆかりの寺社や古代を感じさせる地が点在しています。また兎神信仰が残る町内には波うさぎの彫り物のある寺社や鏝絵を見かけることが出来ます。
所在地 | 八頭郡八頭町福本 |
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お問い合わせ | 0858-72-6007(八頭町観光協会) |
(しとりじんじゃ)
伯耆一ノ宮である倭文神社は、健葉槌命(たけはづちのみこと)・下照姫命(したてるひめのみこと)などを祭神とし、安産の神としても知られます。
倭文神社安産岩の伝えによると大国主命(おおくにぬしのみこと)の娘、下照姫命(したてるひめのみこと)が出雲からこの地に着き、この地に住居を定め、安産の普及に努めたといわれています。
所在地 | 東伯郡湯梨浜町大字宮内754 |
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お問い合わせ | 0858-32-1985 |
「はこた人形(はーこさん)」は江戸時代から受け継がれてきた鳥取県倉吉市の郷土玩具で、子供が怪我や病気をせず無事に育ってほしいという願いが込められたお守りです。因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の兎をだるまの様にして、郷土玩具として親しまれています。
所在地 | 倉吉市魚町2529(夢倉内) |
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お問い合わせ | 090-1185-9732 |
「因幡の白兎」 伝説の舞台は、一般に鳥取市の白兎海岸だと言われています。 しかし、江戸時代半ばの国学者・本居宣長は、その生涯をかけて著した『古事記』の詳細な注釈書『古事記伝』(全44巻)の中で、白兎神社は大山のふもとにある「中山神社」(当時は大森大明神)のことであると書いています。 束積地区の中山神社の傍らに、ひっそりと祀られている「サギの宮」。 『上中山村郷土史』や『中山神社縁起』には、「伯耆の白兎」と題して、この地に伝わる白兎伝説が記されています。
所在地 | 大山町束積ツカヅミ8 |
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お問い合わせ | 0859-53-3110(大山町観光商工課) |

(あわしまじんじゃ)
御祭神の少彦名命(すくなひこなのみこと)は、神代の昔、大己貴命(おおなむち:大国主命)とともにこの国を開き、人々に医療の方法を教え、まじないの術を授け、万病によりお救いになった神であり、その尊い御神徳は古事記や日本書紀に記されているとおりです。のちに、常世の国に御渡りになったその最後の地がこの粟嶋です。
所在地 | 米子市彦名町1404(社務所) |
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お問い合わせ | 0859-37-2311 (米子市観光協会) |
(あかいいわじんじゃ)
大国主命を主神とし、その御親・素盞鳴尊、さらに、稲田姫命を合祀する神社。「再生・蘇生」の舞台といわれ、「再起」に願いをかけ、県内外から参拝されています。
「古事記」によれば、大穴牟遅神(おおなむちのかみ:大国主命)には八十神といわれる多くの兄弟がおり、八十神たちは「伯伎(ははき)の国の手間の山本」で大穴牟遅神を殺そうと考えました。八十神たちは「赤い猪がこの地にいて、私たちが猪を追いやるので、大穴牟遅神は下でその猪を捕らえなさい。」と命令し、猪に似た石を焼いて転げ落とし、大穴牟遅神はその石を抱いて落命しました。
所在地 | 西伯郡南部町寺内232 |
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お問い合わせ | 0859-30-4822(南部町観光協会) |
(おおがみやまじんじゃ)
大神山神社の「大山寺」とは大山の古い呼び名で、大山をあがめる中腹に遥拝所を設けたのが始まりといわれ、大山信仰は古代より連綿と続いています。主祭神の大己貴命は大山を根拠地として国土経営の計画をお立てになりました。大神山神社奥宮は冬になると雪深くなるため、麓に冬宮として本社が建造されました。米子市内を始め、多くの人々が家内安全・勝運祈願を願います。
[大神山神社奥宮]
大神山神社参道にある石灯篭には、古くから牛馬守護神として崇敬された牛の彫刻が、社殿に向かうように彫られています。
所在地 | [本社]米子市尾高1025 [奥宮]西伯郡大山町大山 |
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お問い合わせ | [本社]0859-27-2345 [奥宮]0859-52-2507 |

(おおいわみじんじゃ)
日野郡詩によると、大国主命が2度の迫害にも負けず、復活を果たした場所だといわれ、この神社は復活の地と伝えられています。
境内には、「オハツキタイコイチョウ」という樹齢約600年の巨木があります。種子の実の付き方に特徴があることから名付けれれたこのイチョウは、全国的に見ても珍しく、唯一といわれています。
このイチョウは胸高直径が約1.3メートルで、県の天然記念物に指定されています。
所在地 | 鳥取県日野郡日南町上石見 |
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お問い合わせ | 0859-82-1715(日南町観光協会) |
お土産
日本では、のびやかに跳びはねる様子から、うさぎは「福」を呼ぶ縁起の良い動物として古来親しまれてきました。なかでも「因幡の白兎」に登場する白うさぎは、大国主命と八上姫の「縁」を結ぶという大きな役目を果たしています。この縁結び物語から、かわいらしいうさぎの形をした「因幡の白うさぎ」が生まれています。
また、メルカリの主催するキャンペーン「インディーズ土産全国デビューへの道」に鳥取県代表としてエントリーされ、総投票数約32万票のうち6万を超える投票を集め1位を獲得しました。
問い合わせ | 寿製菓 |
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因幡の白兎伝説が残る鳥取県でぶどう栽培・ワイン醸造をとおして、鳥取の魅力を世界に発信し、地域の自然を守り、人々の健康で豊かな生活に貢献することをモットーにされるワイナリーがあります。
ラベルには2頭(羽)のうさぎが描かれており、右の兎は収穫の喜びを体全体で表現し、左のうさぎは醸造のため、足でぶどうを踏んでいます。「生命」を表現するブドウの「樹」が鎮座し、「永遠」を意味するブドウの「蔓」が樹から伸びています。長くつながった蔓は、人との「つながり」を大切にするという兎ッ兎ワイナリーの理念を表しています。
問い合わせ | 兎ッ兎ワイナリー |
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TEL | 0857-30-0003 |

鳥取県名産の「梨」を中心に、ジュニパーベリーをはじめ、コリアンダーシード、オレンジピール、ゆずピール、和山椒、玉露、サクラ、ブラックペッパーの9種類のボタニカルを使用したジンを「白兎」と名付け、お土産屋さんの他オンラインショップで販売されています。
爽やかな柑橘の香りに梨の甘み、ブラックペッパーや和山椒のスパイシーな風味を感じることができる逸品です。
問い合わせ | 松井酒造 |
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TEL | 06-4309-6250 (大阪本社) |
(かみうさぎ)
八頭町はミネラル豊富な水があり、米作りに適した地域であり、食味の評価も高いことから、米のブランド化を進めています。豊穣・子孫繁栄をもたらす白兎にあやかり、ブランド米の名前を「神兎」と名付け、ブランドマークも、白兎とふっくらとしたお米のイメージを融合したデザインとなっています。
[お米]
(こしひかり)ほどよい甘味があり、毎日食べても飽きのこないお米です。
[お米]
(きぬむすめ)炊き上がりが白くてツヤがあり、モチモチやわらかく、冷めてもおいしいお米です。
[お酒]
神兎きぬむすめを100%使用して仕込んだ日本酒です。
お問い合わせ | 八頭米ブランド化 推進協会 |
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TEL | 0858-72-3678 |
鉄道

京都駅~鳥取駅・倉吉駅間で運行されている特別急行列車で、「はくと」の列車名は「因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)」に由来し、「白兎」の音読み(はくと)となっています。車内は沿線のイメージをあしらったヘッドカバーや一つ一つ仕上げられた手作りの因州中井窯の陶器を使用した洗面台や、因州和紙に智頭杉を用いた暖かみのある照明。カーテンは倉吉絣やちずぶるーで作られた製品で装飾されています。大阪~鳥取間を約2時間30分で結び、まさに「走るうさぎ」のような速さですね。

鳥取県の鉄道には、国鉄時代の面影を残した昔ながらの駅舎が多く残ります。
情緒溢れる路線のある光景、郷愁的な木造駅舎、なつかしい車窓風景・・・
鉄道がある当たり前の景色が、特別な思い出に変わるかもしれません。
お問い合わせ | 智頭急行 |
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TEL | 0858-75-6600 |
※お酒に関する注意
「20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています」