トップ > とっとり旬だより > 神話「因幡の白うさぎ」探訪

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見出し①
大国主命(おおくにぬしのみこと)の兄弟と一緒に、因幡の国へ行く途中、毛をはがされたうさぎに出会いました。
いじわるな兄弟は「海の水で体を洗い、風の吹く高い山のてっぺんでかわかしたらいい」とうさぎに言いました。
言われたとおりにやってみると、体がひりひりとしみ、その痛いこと痛いこと。
そこへ通りかかった大国主命は、「どうしたの、うさぎさん」とやさしく声をかけました。
うさぎは、「私はおきの島からなんとか因幡の地へ渡りたいと考え、ワニザメをだまし、その背を踏んでやってきたのですが、
それがばれて毛をむしりとられました。あなたの兄弟の言うとうおりにしたら、今度は体中が痛くて苦しいのです」と答えました。
大国主命は「早く真水で体を洗い、ガマの穂をつけてごらん」といい、うさぎは言われるとおりにしました。
するとうさぎは、元のきれいな姿に戻ることができました。
その後、助けられたうさぎは大国主に、神代の美女「八上姫」と結ばれると言い、うさぎの言うとおりになりました。

白兎神社 ~大国主と白うさぎの神話が息吹く~
白兎神社

 白兎神社は、大兎大明神、あるいは兎の宮白兎大明神といわれ、神話「因幡の白うさぎ」の舞台であり、古事記・日本書記に記される由緒明らかな神社です。
 皮膚病、やけどに効く神社として信仰されてきましたが、最近は、神話に登場する大国主と八上姫ゆかりの縁結びの神様として人気です。

白兎(はくと)神社
住所 鳥取市白兎宮腰603
電話社務所/0857-59-0047
白兎観光協会/0857-26-0120

結び石☆結び石☆
~人と人との結びを~
良縁・子宝・繁盛・飛躍・健康の五縁(御縁)を願って・・・
社務所で取り扱っています。
白兎神社☆恋愛成就!白兎起請文☆
神話に登場する大黒主&八上姫ゆかりの縁結びの神「白兎神」の前で、永遠の愛を誓ってみてはいかが!?
道の駅で取り扱っています。
白兎神社周辺情報

石像:大国主命と白うさぎ             砂像:大国主と八上姫の恋物語

大国主白兎 砂像

白兎神社の鳥居の周辺には、像があります。
国道9号線からも見ることができる「大国主命と白うさぎ」の像、そして12月19日に完成した砂像「大国主と八上姫」。
砂像は、約1年の期間限定。この砂像は夜間ライトアップもあります。
神話の里白うさぎ
道の駅 神話の里白うさぎ
国道9号線にあり、1階は海産物、土産品などの店が並びます。
2階のお食事処「ぎんりん亭」では、海を眺めながら地元の海鮮を楽しめる場所として人気です。
◎1月1日~イベント情報 /0857-59-6700
おさかなダイニング ぎんりん亭 / 0857-59-1223
白兎海岸
白兎海岸
この海岸には、神話にちなみ、童謡「大黒さま」の歌碑があります。この歌の作曲は田村虎蔵。鳥取県出身の作曲家です。
夏は、海水浴場として賑わいます。
また、天然記念物「ハマナス」の生息地で、5月下旬~6月上旬には、赤紫の花を楽しんでいただくことができます。

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 鳥取県東部は、因幡(いなば)と呼ばれ、その中心は、かつて、八上郡(現在の八頭町・若桜町・鳥取市河原町あたり)にあったとされます。そして、八頭町には、八上郡の郡衛(古代の役所)や、古代の寺院の跡が発見されていることから、古くから大きな勢力があったようです。また、町内にある古墳は、ある伝説のエリアに集中して存在しており、この地には、天照大神降臨伝説と白兎伝説が残っています。

見出し②
むかし、天照大神が山に降臨された時、山頂に仮の宿を営もうとされました。その時、一匹の兎が道しるべをしたそうです。
その道しるべに従うと、中山よりはるか山の尾続きに二つの大石があり、そこへ誘ったそうです。
ここに仮の宿を営み、しばらくとどまられました。
天から降りられた時、道しるべをした白兎が消えていました。その白兎は「月読尊(つきよみのみこと)」だったからです。
その後、道祖白兎六明神といいならわし、祀神(としがみ)として、この山続きの4つの村の氏神として崇められました。
霊石山・中山尾続きにあるこの4つの村は、現在の八頭町内にある「土師百井・池田・福本・門尾」です。
この地には、3つの白兎神社があり、いにしえより、白兎神社大兎(だいと)明神を祀っていたとされています。

見出し③
いちばん大きかったのは、福本にある「白兔神社」。大正時代の神社合祀で、現在、ご神体は「賀茂神社」に祀られ、社殿は「青龍寺」に移建されました。

白兎神社 福本
八頭町福本の白兎神社は840年前後に位をいただいたと伝えられます。
大正時代に神社合祀され、現在は鳥居と社の面影を残します。
ご神体は八頭町宮谷の「賀茂神社」に、社殿は八頭町下門尾「青龍寺」に移建されました。
白兎神社 福本白兎神社 福本
白兎神社 福本
白兎神社 池田
八頭町池田にあるこちらの白兎神社は、2つの社が並んでいます。
向かって右が白兎神社。左が稲荷神社。

白兎神社 池田白兎神社 池田
白兎神社 池田
白兎神社 土師百井
八頭町土師百井にあるこちらのもと白兎神社は、慈住寺境内にあります。
こちらの灯篭には、天保12年(1841年)「白兎神社」と刻んであります。

白兎神社 土師百井白兎神社 土師百井
白兎神社 土師百井

成田山青龍寺 白兎神社(福本)の社殿が移建されている
-青龍寺内 白兎神社の社殿-
青龍寺
-うさぎの蟇股(かえるまた)-
青龍寺
※蟇股(かえるまた)とは…
社寺建築などで梁などの上に桁との間に置かれる山形
の部材のこと。本来は重みを支えるものでしたが、のち
に彫刻などで装飾されました。

 白兎神社(福本)のご神体が賀茂神社に合祀されたため、ご神体のない社を「青龍寺」で引き取られました。お寺と神社は全く別のもの、との見方から、お寺の中に神社の社を祀ることは不思議かもしれません。ですが、もともと日本は「神道」の国。大陸から仏教が渡来し、神と仏、いわゆる神仏習合が形成されました。出雲大社の絵図には、仏教のシンボルでもある「塔」が境内にあったとされ、また成田山の中にはお宮があります。全国的に見ても、神と仏が習合することは珍しいことではないことがわかります。
 また、社殿の蟇股(かえるまた)には、装飾で「うさぎ」がほどこされており、うさぎとの密接な繋がりを感じられる場所です。
青龍寺青龍寺
成田山青龍寺
住所 八頭郡八頭町下門尾46
電話0858-72-0450
CHECK

☆ 国指定重要文化財「物国天立像」・「多聞天立像」(鎌倉時代:寄木造り)
☆ 拝観の際には、予約が必要。
☆ 「年越し&初詣イベント」
   除夜の鐘をつこう 先着108名様にうさぎ縁結びストラッププレゼント。

賀茂神社 白兎神社(福本)のご神体が合祀されている
賀茂神社賀茂神社福本、池田、土師百井のご神体を合祀した賀茂神社。
七五三や厄除けなど、地元から崇められています。
賀茂神社
住所 八頭郡八頭町宮谷52
電話0858-72-1718

まだまだある!「波にうさぎ」蟇股(かえるまた)
西橋寺西橋寺 お寺本堂正面向拝の上には、左甚五郎作といわれている、かなり大きい「波に兎」の彫刻があります。
 
西橋寺(さいきょうじ)
住所 八頭郡八頭町船岡437
電話0858-72-0055


赤倉神社赤倉神社赤倉神社
赤倉神社こちら波うさぎの彫刻がある神社。
ぐるっと境内を周ってみると、なんと!
正面向かって右と左では違う彫刻が施されています。

(右)波に飛びこむうさぎ / (左)波を泳ぐうさぎ
赤倉神社
住所 八頭郡八頭町大江933
電話0858-73-8153

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因幡の白うさぎ
銘菓 因幡の白うさぎ
かわいい白うさぎの形を再現し、中餡は口当たりの良い甘さで仕上げた黄味餡です。

(販売) 
空港、駅、デパート
鳥取県内土産店など

(問合せ)
寿製菓株式会社
0857-39-2111 
縁ロール
縁(えにし)ロール
白うさぎがとりもった縁(赤い糸)をベリーのクリームで表現。

(販売)
道の駅「神話の里白うさぎ」、砂の美術館売店
G-STYLE

(問合せ)
鳥取市観光協会
0857-26-0756
白兎のちぎり
白兎のちぎり
「契り」のデザインを紅白の落雁で表現し、永遠の想いをつなぐ「結び」を象徴。

(販売)
道の駅「神話の里白うさぎ」、「清流茶屋河原」砂の美術館売店、鳥取市ふるさと物産館、
京屋菓舗
(問合せ)
鳥取市観光協会
0857-26-0756
因幡の白うさぎせんべい
因幡の白兎せんべい
小麦粉、砂糖、卵でつくる昔ながらの味。大国主と白うさぎの焼印がほどこされています。

(販売)
玉田や、鳥取市ふるさと物産館、県内スーパー鳥取大丸ほか
(問合せ)
玉田や(たまだや)
0857-22-2402
う米ロール
鳥取う米(まい)ロールケーキ
神話「因幡の白うさぎ」をモチーフにした「ウサギおばさん」の焼印がほどこされています。

(販売)
ウィーン菓子リンツ
とっとり自慢(鳥取県地域ブランド)
(問合せ)
ウィーン菓子リンツ
0858-53-6226
因幡ーガー
因幡ーガー(いなばーがー)
因幡の白うさぎをイメージしたパンに因幡産の豆腐など地元産の食材を使用。

(販売)
喫茶 茶恋時(ちゃれんじ)

(問合せ)
鳥取市雲山115-27
0857-26-1606

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木彫十二支
木彫十二支
約200年前からの挽物細工の流れをくむ伝統工芸品です。干支は、護身にもなる縁起の良い工芸品です。大小あり。

(販売)
おぐらや、たくみ工芸店 ほか
(工房)
おぐらや / 0857-72-0520
鳥取の干支
鳥取の干支
主に県内産の杉や桧を使用し、ケヤキなどで木目を生かした十二支は当地の地名と神話に縁を持つ郷土色豊かな木製玩具です。大小あり。

(販売)
信夫工芸店、たくみ工芸店、鳥取大丸 ほか
(工房)
信夫工芸店 / 0857-23-0506

より大きな地図で 2011年「うさぎ年」 うさぎゆかりの地 を表示

2011年の干支は「うさぎ」。「因幡の白うさぎ」の神話が伝わる鳥取は、うさぎととても縁が深い土地だともいえます。
今回、うさぎ探しをしましたが、こちらに掲載してあるのはほんの一部。

橋の歩道やベンチにうさぎのモチーフが施してあったり、うさぎのゆるキャラ®がたくさんいたり…
また、鳥取と関西をつなぐ列車に「スーパーはくと」と名前がつく特急もあります。
うさぎにちなんだお菓子や、おみやげ品などもたくさんあります。

そして、取材をした八頭町内には、まだだくさん波うさぎの彫刻が施された神社などがあります。
波と兎の彫刻…
波は水なので、火除けの守り。月の精でもある兎は多産であることから、子孫繁栄や豊穣をもたらすめでたい動物。
波うさぎの図柄の由縁は、「因幡の白うさぎ」からとの節もありますし、波に映る月と兎に触れられている謡曲「竹生島」に由縁があるともいわれています。
また、月とうさぎが結びつくのは日本だけでなく、インドや中国などでも伝説として残っているようです。

その年の干支のお守りなどを身につけたり、飾ったりすると、厄災を避け、御利益が運ばれるといいます。
うさぎと縁が深い鳥取で、たくさんのうさぎ探しをして、たくさんのうさぎに出会ってください。             【取材/スタッフS&T】

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